「第4回ろう学校交流事業in鹿児島ろう学校」

2020年1月16日(木)
 
 
あけましておめでとうございます!
 
全コン三役です。
三役としての2020年度一発目のブログです!!
 
 
今回で第4回目となるろう学校交流事業、
いや厳密にいうと「ろう学校」
ではないんですが…(笑)
 
鹿児島県にある
放課後等デイサービス デフキッズ
におじゃましてきました!
 
 
デフキッズとは、
鹿児島県立鹿児島聾学校の近くにある
放課後等デイサービス事業所なんですね。
 
「NPO法人デフnetworkかごしま」さんという団体が運営していらっしゃいます!
リンクサイト
 
本会からは副会長中川と、会員4名が参加しました。
 
 
午前中は中高生を対象に、講演を行いました。
 

中川から全コンの説明。
 

鹿児島聾学校には普通科がないため、
大学に進学する生徒は少ないそうです。
そのためか「全コンを初めて知った」
という人がほとんどでした!
 
最初は初めましてということもあり、照れていた様子でしたが
慣れてくると積極的に質問してくれました…!
 
 
ちなみに忘れられがちなんですが、
全コンは高校生も入会OKなんですよー。
 
 
 
全コン説明の次は、大学についてのお話。
今回参加してくださった会員のほとんどが九州支部でした!

まず「高校と大学の違いとは?」から。
「自由になる」「けれど責任も伴う」
「講義が90分ある…」
「答えじゃなくて問いを探すところから始まること」
 
と、会員それぞれの見方を語っていただきました!
 
 
他にも、情報保障といった基本的情報から
受験勉強で不安だったことと乗り越え方、などといった細かいところまで。
 

講演が終わり、お昼から小学生たちも交じって
一緒に昼食をとりました。
ご飯を食べているときも元気な子どもたちに
私たちもホッコリ…(*’▽’)
 
 
そうして午後の部!
 
たまたま、今日参加してくださった子たちのほとんどが
鹿児島聾学校に通っていたため、
学校の様子ってどんな感じ?と
輪になってフリートークしました!

鹿児島聾学校の自慢は?という質問に対し、
「グラウンドから桜島が見える!」と。
それはさぞや絶景でしょうな~…。
(当日はあいにくの曇天で、桜島はあまり見えませんでした)
 
他にも「プールが屋根付きで温水」!
屋根付きなのは火山灰があるからわかりますが、
温水なのは羨ましい!唇が紫にならない…(笑)
 
あと、
鹿児島県にろう学校は一つしかないため
寄宿舎に入っている子も何人かいるそうです。
 
 
そうそう、「寄宿舎」の手話も、
中川が使う手話(関東)とは違っていましたし
他にも「色」など鹿児島特有の手話がいくつかあって驚き!
手話にも方言ってありますよね~。
 
和気あいあいとトークを交したあとは、
小学生と中高生に分かれて
それぞれ企画を行いました!
 
 
中高生に対しては、午前中の講演などについて
質疑応答。
 
小学生に対しては、「触手話で伝言ゲーム」で遊びました。

終盤らへんは、中高生たちも交じって
大人数で!(笑)
 
短い単語でも難しかったようですね。
 

 
ろう学校交流事業の目的のひとつに
「ろう大学生というロールモデルと交流することで、
子どもたちの視野を広げるきっかけを作る」
というものがあります。
 
これは、大学進学率が低い地方のろう学校にこそ
必要なことではないかと私たちは考えています。
そういう意味で、今回の交流は
大変意義があるものになったと感じました。
 
 
お世話になりましたデフキッズのみなさまに
改めましてお礼を申し上げます。
ありがとうございました!
 

\NPO法人デフnetworkかごしまさんが経営しているワッフル屋さんでパシャリ!/
 
ろう学校関係者のみなさまから
お問い合わせや交流のお申込みは
こちらからできます。
ぜひともお待ちしております!
 
 
 
 
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